米国:スマートフォン下取り上位5機種の半分以上をiPhone 12シリーズが占めたと発表

日本:スマートフォン下取り上位5機種のトップにiPhone 13が登場

 

東京、2024年7月11日 - 世界中のお客様が購入した大切な製品をサポートし、守り、つなぐ革新的なソリューションを提供するビジネスサービス・カンパニーであるAssurant(NYSE: AIZ)は、2024年第1四半期のスマートフォンの下取り・アップグレードの業界トレンドレポートを発表しました。

米国においては、スマートフォン下取り上位機種について、2019年の発売にもかかわらず、iPhone 11は8四半期連続で下取り・アップグレードプログラムによるスマートフォン下取り台数トップであり、上位5機種の中で唯一の4G端末となっています。一方、上位5機種の約半分をiPhone 12シリーズが占める結果となり、5G端末のアップグレードも進んでいることが伺えます。

 

下取りした時点でのスマートフォンの平均使用年数について、2023年第4四半期は3.45年であったのに対し、2024年第1四半期は3.64年となり、過去最長を記録しました。2019年に発売されたiPhone 11、2020年に発売されたiPhone 12が下取りの上位5機種にランクインしていることが、使用年数の長期化を裏付ける結果となりました。


スマートフォン全体の平均下取り価格は過去3か月で減少しており、2023年第4四半期の147ドルから2024年第1四半期には110ドルに下落しました。

 

Assurantの製品・端末ライフサイクルソリューションを取り扱う部署のバイス・プレジデントであるレベッカ・グリフィス(Rebekah Griffiths)は次のように述べています。「米国では、第1四半期は一般に、ショッピングシーズンのピークを過ぎて下取りが落ち込む時期です。インフレが世界的な生活費の上昇につながっている中で、OEM、通信事業者、小売業者、MSOにとって、下取りは消費者に端末をアップグレードし、より新しいネットワーク機能を利用するよう促すための重要な手段となっています。それはまた、引き出しの奥にしまい込まれるか、廃棄物として埋立処理されてしまう端末の数を減らすことにもつながります。」

Assurant Japan株式会社代表取締役社長 藤本潤一は次のように述べています。「当社が2024年第1四半期で下取り及びアップグレードプログラムで取り扱ったスマートフォンの上位5機種は、iPhone 13がトップで33%、それに続くiPhone 13 proが20%、また5位にiPhone 13 mini(14%)がランクインとなり、iPhone 13シリーズが上位5機種の6割以上を占める結果となりました。2年前にアップグレードプログラムを利用してiPhone 13シリーズを購入したお客様が新機種に切り替えたことを反映していると思われます。一方、3位にはiPhone SE2(17%)、4位にiPhone 12(16%)がランクインしており、日本では、アップグレードプログラムのサイクルに沿って上位機種に買い替えていく お客様と、スマートフォンを長く持ち続けるお客様と二極化している様子が伺えます。アップグレード&下取りプログラムを通して、使用済みのスマートフォンを市場に循環させていくことは、循環型経済の促進やCO2削減に繋がります。当社のAIによるスピーディーで精緻な端末診断・処理システム、及びグローバル市場への再販プラットフォームは、端末循環の強力な後押しになるでしょう。」