長期的な目標に「豊かな社会」「循環型経済」「安定した気候」を設定

 

東京、2024年8月1日 ― 世界中のお客様が購入した大切な製品をサポートし、守り、つなぐ革新的なソリューションを提供するビジネスサービス・カンパニーであるAssurant(NYSE: AIZ)は、2024年サステナビリティ・レポートを発表しました。このレポートでは、「豊かな社会」「循環型経済」「安定した気候」という3つの長期的な目標を掲げ、サステナビリティに関するアジェンダを加速させています。このビジョンを推進するため、Assurantは「コミュニティをつなげること」、「資源を大切にすること」、「地球環境を保護すること」を3つの重点分野として取り組んでまいります。

Assurantのプレジデント兼CEOであるキース・デミングス(Keith Demmings)は次のように述べています。「当社は引き続き、サステナビリティに配慮した事業により一層取り組んでいます。当社が開発・運営しているプログラムは勢いを増しており、インパクトを生み出し続けています。新しいサステナビリティ・ビジョンは、Assurantの戦略と密接に連携しており、Assurantがすべてのステークホルダーに価値を生み出す方法の重要性を裏付けています。これらの重点分野に注力することで、私たちはグローバルなサステナビリティ戦略を実現し、長期的な目標を達成します。」

Assurantの2024年サステナビリティ・レポートでは、この新しいビジョンを詳述し、サステナビリティ・プログラムへのコミットメントを再確認するとともに、以下の分野における昨年のレポート以降の活動、影響、進捗状況を報告しています。

 

豊かな社会:

  • 社員のエンゲージメントに焦点を当てた人材戦略、より多様なキャリアパイプラインを構築する機会を含むキャリア開発支援プログラムへの投資、ならびに競争力のある報酬、評価およびウェルビーイングを引き続き強化しました。
  • エンゲージメント、パフォーマンス、そして成果に影響を与えるスキル、能力およびキャリアの向上を目的として設計されたプログラム「Leading the Way」を開始しました。
  • 社員の身体や情緒、及び経済的・社会的なウェルビーイングを向上させるイニシアティブを含む、総合的な報酬・ウェルビーイングへの投資を行いました。
  • Pride@AssurantAbilities@Assurantの2つの新しい社員リソースグループを設立しました。これは、DE&Iの注力対象をあらゆる能力を持つ個人に拡大したことを反映しています。
  • 多様なサプライヤーへの支出は15%増加し、1億1,500万ドルに達しました。これは、Assurantのグローバル自動車事業における新たな機会の特定を含め、多様な小規模サプライヤーとの協力を通じて達成されました。

 

循環型経済:

Assurantは自社のスマートフォンおよび携帯端末下取りプログラムを通じて、使用済み端末と引き換えに30億ドル超を消費者に還元し、4,200トン超の電子廃棄物を埋立地から転用し、約116万トンのCO2排出を回避しました。 

  • Assurant CarbonIQSMをローンチしました。これはスマートフォンを始めとする携帯端末機器のライフサイクル全体にわたるカーボンフットプリントを追跡・測定するソリューションで、循環目標に向けた進捗を測定する上で重要なインサイトを提供します。
  • 6,000万台を超えるスマートフォンおよび携帯端末を保証し、世界中で60以上の携帯端末の下取りプログラムを実施し、2023年末時点で2,200万台の端末を再販・再利用へと転用しました。
  • 最先端のテクノロジー、ロボティクス、AI、および先進的な循環型の実践を活用したデバイスケアセンターのグローバルネットワークを運営し、クライアントへのコミットメントを実現しました。
  • 5,500万台の自動車に車両保険を提供しました。現在約50%が中古車を対象としており、ハイブリッド車および電気自動車にも対象を拡大しています。

 

安定した気候:

  • CDP気候変動アンケートで6年連続「B」評価を獲得し、CDPサプライヤー・エンゲージメント評価では初めて「B」を達成しました。
  • スコープ1および2のGHG排出量を前年比で5%超削減し、スコープ1および2のGHG排出量を2030年までに2021年ベースラインから40%削減するという目標に向けて意味ある進展を達成しました。
  • サステナビリティ・サプライヤー評価プログラムを拡大し、サステナビリティ関連事項について100社を超えるサプライチェーンパートナーと協力しました。

 

Assurant Japan株式会社 代表取締役社長 藤本 潤一は、次のように述べています。「サステナビリティは、私たちの事業に直結しています。当社のスマートフォン及び携帯端末のライフサイクル・マネージメント事業においては、スマートフォンの保証サービスに加えて、使用済みのスマートフォンを回収し、AIによりスピーディで精緻な診断を実施、また適切にリファービッシュし、再販やリサイクルへと転化しています。それはすなわち、循環型経済への貢献であり、貴金属の廃棄を防ぐという側面においては地球環境保護に繋がります。また、地域社会へ貢献するという意識は、当社のカルチャーとして深く根付いています。非営利団体や独立行政法人へは、その活動に賛同した上で毎年寄付を行っています。また、社員による河川清掃、各社員が任意の非営利団体へ寄付できるプラットフォームの導入、社員主導の献血やフードドライブの実施など、社員一人ひとりの『地域社会に貢献し人々を助けたい』という思いを具現化しています。今後とも引き続き、サステナビリティへの貢献を促進してまいります。」

 

継続的なサステナビリティ開示の透明性を促進するため、本レポートには、毎年更新されるサステナビリティ会計基準審議会(SASB)および気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の指標を記載しています。

 

Assurantの2024年サステナビリティ・レポート、およびAssurantのサステナビリティに関する戦略的イニシアティブに関する追加情報は、こちらから入手できます。https://bit.ly/3YfczKB